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子育てに欠かせない絵本の読み聞かせ。絵本の種類は本当にたくさんのものがありますが、効果的な読み聞かせのためには、成長に合わせて、子供が関心を持てる絵本を選ぶことが大切です。素敵な話をたくさん読み聞かせて、豊かな人間性のある子供を育てたいとお考えの人に、年齢別に絵本の選び方やおすすめの絵本をご紹介します。

甲斐 リョウコと海原 ケイイチ
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子供に読み聞かせたい!絵本のおすすめベスト

子供に読み聞かせたい!絵本のおすすめベスト

絵本の読み聞かせは、子供にとって言葉を覚えられる以外にも、親子のコミュニケーション精神的な成長など様々な効果があり、パパやママにとっても、大切な時間。

読み聞かせは、胎教の段階から始めるという人もいますが、赤ちゃんが興味を持ちだしてから始めるという人も多いです。いつから始めなければならないという決まりはありませんが、早い時期から始めると親子のコミュニケーションの密度が上がるなど、様々なメリットがあります。

今回は子供の年齢別に、読み聞かせに使う絵本選びの要点と、おすすめの絵本を、簡単な内容とともにご紹介しましょう。

ねんね期【0~3ヵ月】の絵本選びの要点とおすすめ絵本

産まれて間もない赤ちゃんの生活はねんねが中心。視力もまだ0.02程度と言われており、絵本を見せたとしても、まだ形がぼんやりと分かる程度に過ぎません。

しかし、この時期にも、絵本の読み聞かせに早くも興味を持つ赤ちゃんもいます。まだ目がよく見えていないものの、白と黒は見えているからです。さらに赤を加えたり、顔をモチーフとしたものだったりすると、絵に対して関心を持ち、よく反応するという発達研究の結果も出ています。

そんなねんね期の赤ちゃんにおすすめの絵本は、この白黒赤理論に基づいた『パパ大豆の白黒赤絵本』。『パパ大豆の白黒赤絵本』は白黒赤の3色で、赤ちゃんが反応しやすい大きな幾何学模様や顔を描いた絵本です。折りたたみ式で蛇腹のように大きく広げることができ、様々な方向から赤ちゃんの視覚を刺激することができます。

また、読み聞かせで赤ちゃんの関心を引くために、指を出して動かして見せることができるページなどの工夫も取り入れ済み。赤ちゃんの反応は、じっと見ている程度のものですが、しっかりと反応していることがパパやママにも感じられます。なかには、笑うなどの豊かな反応を見せる赤ちゃんもいるそうです。

おすわり期【4~7ヵ月】絵本選びの要点とおすすめ絵本

おすわり期【4~7ヵ月】絵本選びの要点とおすすめ絵本

4ヵ月を過ぎてくると、赤ちゃんはそろそろおすわりを始めようとします。3ヵ月頃よりも、少しだけ視力が発達しますが、まだぼんやりと見える程度。絵本の読み聞かせをするときには、引き続き色や輪郭のはっきりとした絵が描かれた絵本を選びましょう。

色も少しずつ判別できるようになっていますので、濃いはっきりとした色で新しい刺激を与えるのもおすすめです。また、絵本を自分の手で持とうとするようになるので、でできた絵本や角が丸い絵本だと安心できます。

おすわり期におすすめの絵本は、『あかあかくろくろ』や『けろけろみどり』といった、絵がはっきりした絵本が適任。絵本の内容にはまだストーリーはありませんが、読み聞かせのときにはリズム感のある言葉が使われていて、赤ちゃんが反応しやすくなります。

動物の絵が増えてくるので、アイディア次第で様々な声かけができ、また、赤ちゃんが自分で手にしても安全なように、角は丸く、丈夫に作られていて安心です。

はいはい・たっち期【8~11ヵ月前後】のおすすめ絵本

8ヵ月を過ぎてくると、赤ちゃんがはいはいを始め、行動範囲もぐっと広がってきます。視力も上がり、絵本をしっかりと見るようになり、物に興味を持って、自分から積極的に触れ始めるのもこの頃。新しい刺激をどんどん求めるようになりますので、発達のためにはしっかりと赤ちゃんの興味を満たしてあげましょう。

この時期の子育てにおすすめの絵本は、模様が印象的な『しましまぐるぐる』。鮮やかな色がたくさん使われたしましまが描かれており、赤ちゃんが指でしましまをなぞって遊べるようになっています。赤ちゃんと一緒に遊ぶように読み聞かせをしながら、スキンシップを図りましょう。擬音の多い言葉も、耳に残りますので効果的です。

また、触って楽しめる書籍も触感を刺激します。『ぷれいぶっく』ははっきりとした絵に加えて、様々な手触り仕掛けを追加。読み聞かせだけでなく、おもちゃとしても赤ちゃんの好奇心を満たします。こういった絵本は、舐めてしまっても問題ない素材でできていますが、パーツが取れてなくなってしまわないように注意しましょう。

好奇心旺盛なあんよ期【1歳】のおすすめ絵本

好奇心旺盛なあんよ期【1歳】のおすすめ絵本

1歳を過ぎると、赤ちゃんは歩けるようになるなど、どんどん成長してきます。視力も輪郭がはっきり見えるようになり、ものの区別もしっかりとしてくる頃。絵本に好みを示し始めることも徐々に増えてきます。言葉を覚える時期で、大人の読み聞かせの言葉を真似するようにもなりますので、赤ちゃんの成長に合わせて絵本を選びましょう。

また、この時期には、様々な物事に挑戦を始めるようになるので、真似をして覚えることができる内容のものにするのもおすすめです。生活習慣に関するものですと、絵本を通して早く身に付けることができるようになります。

おすすめの絵本は、『とっとこ とっとこ』。靴を履いて動物が遊びにいくお話です。あんよ期の赤ちゃんが自然に靴を履くという行動を覚えるのと同時に、「とっとこ」という擬音も軽やか。絵もかわいらしくて、やさしい気持ちになれる絵本です。

また、1歳頃から指さしを始めるようになります。果物や乗り物など、様々な種類のものが載った絵本で遊びながら言葉や名前を覚えさせるという風に活用するのもおすすめです。

言葉をたくさん覚える時期【2歳】のおすすめ絵本

2歳になってくると、さらに言葉が発達すると同時に、1歳の頃よりもたくさんのことに興味を表し始めます。想像力も豊かになり簡単なストーリーなら分かるようになっているので、分かりやすいストーリーの絵本を選びましょう。絵本の内容に対して感情を表わすことも出てきます。

そんな2歳児におすすめの絵本が『ぐりとぐら』。絵がとてもかわいく、2匹の野ネズミのぐりとぐらが大きな卵を使ってカステラを作るお話ですが、楽しいことを考えてどんどん実行していく2匹に、わくわくさせられます。

シンプルなお話ですが、ものを作る楽しさやみんなで過ごす楽しさなど大切なエッセンスがたくさん詰まっている絵本です。息の長い名作になっています。ママやパパ世代にも、小さい頃『ぐりとぐら』を読んでもらった記憶のある人も増えてきました。

『ぐりとぐら』は、カステラの話以外にもシリーズ化されていますので、続きを楽しみにしている子供にもぴったりです。

ストーリーが理解できる【3歳】のおすすめ絵本

3歳になると、子供はさらに成長。興味の対象はどんどん広がり、ストーリーの内容にも夢中になることもできます。そして、他の人との関係性が分かるようになり、社会性も養われ始める時期です。絵本から様々なことを学ぶ最適なタイミングと言えます。

そんな3歳児におすすめの絵本は、『どうぞのいす』。うさぎが作った椅子「どうぞのいす」に置かれた食べ物を、椅子を訪れた動物がつい食べてしまい、次にくる動物が困るだろうからと、次々に代わりのものを椅子に置いていくようになるというお話です。

「どうぞのいす」に次にはどんな動物が来て、どんなものを置いていくのかにわくわくさせられながら、相手を思いやるという大切な感情を教えられます。この絵本を通して譲るという概念を覚える子供もいるほどです。

絵もやさしい雰囲気で、親子で想像をめぐらせながら話を広げていく、というコミュニケーションにもなるので、思いやりの心を育てるために活用してみましょう。

社会性が成長してきた【4歳】のおすすめ絵本

社会性が成長してきた【4歳】のおすすめ絵本

4歳になると、さらに子供の社会性も成長。いろいろな人と関係する機会も増えてきて、一歩ずつ大人に近づいている時期です。他の人の気持ちを考えるようになり、感情移入もできるようになります。

そんな4歳児に読み聞かせをするなら、どきどきわくわくする冒険が楽しめるような話がおすすめ。絵本に出てくる人物の気持ちを考えることは、人の気持ちを理解するために役立ってくれます。

バムとケロのそらのたび』は、バムとケロの2人が、大好きなおじいちゃんからもらった組み立て式飛行機を作って、おじいちゃんの家に遊びにいくというお話です。飛行機では様々な不思議な山を越えていかなければならず、面白いながらもスリルのある展開。バムとケロのキャラクターもかわいらしいので、親子で楽しみながら読みましょう。凝っている絵も見ごたえがあるので、何度も楽しめる絵本です。

バムとケロはシリーズ化されているお話ですが、他の話とリンクしている描写を探すという楽しみも隠されており、読むたびに新しい発見が得られるのも人気の理由。

冒険の絵本は、子供によって好きな内容、興味のない内容がはっきり分かれます。子供の反応を見ながら、作品を選びましょう。

創造力を育てたい【5歳】のおすすめ絵本

5歳になると、成長とともにどんどん活発になり、自主性創造力もどんどん芽生え、友達と一緒に何かに挑戦したり、自分で困難なことに立ち向かおうとしたりする様子が現れる時期です。

そんな5歳児におすすめの絵本は、『スイミー~ちいさなかしこいさかなのはなし~』。小学校の教材にも採用されている作品で、ママやパパの中にも記憶に残っているという人も多くいます。

赤い魚の兄弟の中で、1匹だけ黒いスイミー。ある日兄弟は、広い海で大きいマグロにみんな食べられてしまいました。しかし、勇気を持って出た海で様々な生き物の美しさを知ったスイミーは、小さな赤い魚でも、みんなで大きな魚の形を作り、黒い自分が目になれば、大きな魚から身を守ることができるということを思いつき、成功します。

人生に繋がる、大切なことがたくさん含まれている重厚なストーリー。そしてストーリーの素晴らしさもですが、美しい絵も見どころとなっている絵本です。

5歳になると自分で絵本を読む子供も増えますが、素敵なお話をママやパパが読み聞かせてあげるのも、子供の成長に欠かせません。

※この記事は、2018年10月時点の情報に基づいて作成されています。

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